旅行先の生活を垣間見ることができる市場散策。どの国に行っても、市場は魅力的でワクワクするスポットの一つです。

-ビシュケク市内のバザール3選

オシュバザール

　ガイドブックにも載っているオシュバザールは、庶民の台所です。衣料品、大工用品、食料品など、生活に必要なものは全てオシュバザールで揃います。観光客を狙ったスリや悪質警官もいるので、貴重品への注意が必要です。

オルトサイバザール

　ビシュケク市南部のバザール。他のバザールに比べると割高ですが、コンパクトで見やすく、質も高いのでゆっくり買い物を楽しめます。バザール内や周辺には、韓国食材店や日本の調味料が手に入る商店、豚肉や魚専門店があり、在住日本人に人気のバザールです。

アラメディンバザール

　ビシュケク市北部のバザール。屋内で買い物ができるのが便利です。

番外編

家畜バザール

　キルギス国内の各都市で毎週日曜日午前中のみ開かれる市場。羊、山羊、馬、牛、ヤクが、飼育用と食用に売買されます。家畜が生活の要であるキルギスならではの光景が楽しめます。

建材バザール

　マイホームを建てるときには、建材の調達から施工管理までを全て自分で行うのがキルギス流。建材バザールでは、コンクリートブロックから家具の取手まで、建築に関わるものが全て手に入ります。

クルミバザール

　世界最大の自然採取量を誇るクルミの森があるアルスランボブ。キルギス南部のアルスランボブ近郊のクルミバザールでは、毎日何トンもの取引が行われます。現地の女性は、内職でクルミの殻を割り選別作業を行います。キルギス南部では女性が外で働く機会に乏しいので、クルミ経済が女性の収入を支えています。