歴史探訪

2020/10/05

 タジキスタンには古代から続く古い歴史があり、国内には多くの史跡が残っています。首都ドゥシャンベの近郊に残るギッサール要塞は古代ペルシアの時代からあると言われ、様々な勢力が攻防を繰り広げました。今では撮影スポットとして人気があり、運が良ければ新郎新婦姿の夫婦を見かけることが出来るかもしれません。

 ドゥシャンベにある国立博物館では、タジキスタンの詳しい歴史を学ぶことができます。特に日本人にとっての目玉はブッダの涅槃像です。これは全長13メートルの巨大な木造の仏像で、アジナ・テパという遺跡から出土したものです。遺跡からはストゥーパ(仏塔)のあとも見つかっており、中央アジアにおける当時の仏教文化を今に伝えています。

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