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国名:アラブ首長国連邦
首都:アブダビ
言語:アラビア語
面積:83,600㎢
人口:963万人(2018年)
通貨:ディルハム(AED)
地理
UAE(アラブ首長国連邦)の面積は83,600km2で、北海道とほぼ同じ大きさです。 UAEは代表的なアラビア半島の国で、ペルシア湾に面しており、国土のほとんどは砂漠に覆われています。緯度が台湾と同じで年間を通じて暖かく、夏の気温は50℃にも達します。気温が20℃前後となる冬が観光として最適の季節です。
人口・都市
UAEの人口は約900万人で、人口密度は約100人/km2ですが、UAEはほとんどが砂漠であり、住民は都市にまとまって暮らしているため、実際の人口密度はそれ以上に感じることが多いでしょう。特に最大の都市ドバイには約300万人が居住しており、UAEの人口の約3分の1がドバイに集中していることになります。
言語
UAEの言語はアラビア語と英語です。街の看板は全てアラビア語と英語で併記しあり、電車のアナウンスも両言語でなされます。しかしながら、UAEの住民の約9割は外国人であり、街中でアラビア語を聞く機会はあまり多くありません。外国から働きに来た労働者たちの共通語は英語であるため、街中ではアラビア語よりもむしろ英語の方が通じます。
宗教
UAEの国教はイスラム教です。しかしながら信教の自由が認められており、外国人を中心にキリスト教やヒンドゥー教が信仰されています。イスラム教の戒律による規制は比較的緩いとされていますが、UAEを構成する各首長国によって程度に違いがあります。 例えば、ドバイでは女性の服装の規定がなく酒類の販売も許可されていますが、厳格なシャールジャでは女性の肌の露出は禁じられ、酒類の販売も禁止されています。
民族
UAEに元から住んでいる住民はエミラティと呼ばれるアラブ人です。彼らはUAEの国籍を持っていますが、人口の約10%にすぎません。人口の大半は外国人で、特に多いのはインド人やパキスタン人などの南アジア系の人々です。次いで多いのはフィリピン人などの東南アジア系で、その他欧米、東アジアからの人々が暮らしています。
歴史
UAEのある場所は古くから貿易の中継地点として知られており、ペルシアやイスラム帝国の影響下におかれることもありましたが、UAEが現在の首長国として認知されるようになったのは近代に入ってからです。 オスマン帝国の統治下の17世紀、南アラビアからアラブ人の部族が今のUAEの土地に移り住み、首長国を形成し始めました。その後支配権がイギリスに移り、しばらくは真珠採取と中継貿易を生業とする小さな漁村の集まりでしたが、1950年代に石油が発見されると、急速に発展していきました。イギリスの支配が終わると、アブダビを中心としてアラブ首長国連邦が結成され、今に至ります。
おすすめのアクティビティ
デザートサファリ
UAEといえば、世界一の高さを誇るビル・ブルジュハリファを始めとした壮麗な高層建築のイメージがありますが、街の外に広がる広大な砂漠こそ訪れるべき場所です。見渡す限りの砂の地平線と、そこに沈む夕日は、他のどの場所でも見られない幻想的な光景です。道中の砂丘を4WDで疾駆することも、忘れられない体験となることでしょう。
砂漠にはリゾートが設けられており、夜はそこで食事をとることが可能です。空に浮かぶ満点の星を眺めながら、アラビア料理とベリーダンスショーを楽しむことができます。砂漠の上でラクダに乗ってシーシャを吸えば、アラブの文化を存分に味合うことが出来るでしょう。
マリンスポーツ
ペルシア湾に面したUAEは、絶好のダイビングポイントとしても知られています。特に沈没した船などの人工物を遊泳するレックダイビングが人気で、世界中からダイバーが集まっています。運が良ければ、大航海時代に沈んだ船を見かけることができるかもしれません。
本格的なダイビングの前にまずは練習を、という方は水槽で楽しめるダイビングがあります。水槽といっても、ギネスレベルのアクリル板を使用した巨大なもので、無数の魚に囲まれながらあたかも本物の海にいるかのような感覚でダイビングを楽しむことができます。 ダイビング以外でも、サーフィンや海水浴などのマリンスポーツも楽しめます。
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おすすめのお土産
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デーツ
UAEでおすすめのお土産は、デーツ(ナツメヤシ)です。デーツはアラビアで古くから愛されている果物で、干した身は深い褐色と豊かな甘さで知られています。また、ビタミンCを豊富に含んでおり、健康にもよいと言われています。そのまま食べてもおいしいですし、その独特の甘さから料理の隠し味としても使われます。実は、日本で売られているお好み焼きソースの原料も、このデーツなのです。ただ干しただけのものはもちろん、チョコレートでコーティングされたものや、中に別のスイーツが入っているものなど、種類も豊富で、選ぶのもとても楽しいです。
サンドアート
もう一つ有名なお土産は、サンドアートです。サンドアートは瓶の中に砂を入れて作った絵で、砂漠の多いUAEならではのお土産として人気があります。お店でサンドアートを注文すると、その場でお店の人がすぐに作ってくれます。色とりどりの砂を使って素早く作る職人技は、見ているだけでも楽しめます。また、お好みで自分の名前や好きな言葉を入れてもらうことができ、世界に一つだけの砂絵として、かけがえのない思い出の品となること間違いなしです。
渡航情報
渡航情報
UAE最大の都市ドバイへは、成田・羽田・関空からそれぞれ毎日1便運航しています。フライト時間はおよそ11時間で、いずれも夜に出発し、早朝に到着します。 おすすめの航空会社はエミレーツ航空です。機内のサービスが充実しており、ビジネスクラスはもちろん、エコノミークラスでも快適に過ごすことができます。