Turkmenistan

国名:トルクメニスタン

首都:アシガバート

言語:トルクメン語

面積:491,210㎢

人口:590万人(2019年)

通貨:マナト(TMT)

  地理

 トルクメニスタンの面積は488,000km2で、日本より一回り大きい面積の国です。国土のほとんどがカラクム砂漠と呼ばれる砂漠で、実に9割を占めています。そのため、日中や季節による寒暖差が激しく、夏は気温が50度にも達する地点もあれば、冬には雪も降るという厳しい環境です。

 面積に比して天然ガスや石油などの資源に恵まれており、中央アジアの中ではカザフスタンに次ぐ経済規模を有しています。

  人口・都市

 トルクメニスタンの人口は約520万人で、ほぼ福岡県の人口と同じです。日本よりも広い国土に一県ほどの人口しかいないことから、人口密度の低さが分かるかと思います。しかしながら、国土のほとんどが砂漠であるということから、人口は都市部に集中しています。

 最大の都市は首都であるアシガバートです。この都市の歴史は古く、その起源は古代のパルティアの時代にまでさかのぼります。郊外にはその時代の遺跡も残っています。

  言語

 トルクメニスタンの公用語はトルクメン語です。これはチュルク語族に属する言葉で、その中でも近隣のアゼルバイジャン語やトルコ語に近い言語です。また、旧ソ連構成国ということもあり国内ではロシア語も広く使われています。

  宗教

 イスラム教のスンニ派が大多数です。また、国内にするロシア人はロシア正教会を信仰しています。

  民族

 トルクメン人が最多の民族です。トルクメン人だけで人口の9割近くを占めています。他、ウズベク人やロシア人などが住んでいます。

  歴史

 トルクメニスタンは砂漠のオアシスとしての歴史から始まります。アシガバード東のメルブ(現マル)は古代アケメネス朝ペルシアの時代にオアシス都市として栄え始め、イスラム王朝に支配されてからは学問の中枢として繁栄ししました。ペルシャ語詩の傑作と言われる「ルバイヤート」の作者ウマル・ハイヤームも、当地で天文台の主任として活躍しました。

 近代になるとロシアの征服を受け、1991年にソ連から独立するまで続きました。

おすすめのアクティビティ

シルクロード遺跡

 トルクメニスタンに点在する遺跡は、いずれも古くからある歴史的な建造物です。トルクメニスタン第4の都市マルはかつてメルブと呼ばれ、シルクロードのオアシス都市として発展しました。街の郊外には古い都市の遺構が残り、当時の繁栄ぶりを今に伝えています。

 アシガバード郊外にあるニサ遺跡は、パルティア時代に建てられた砦の名残です。紀元前3世紀にパルティアの首都として機能したことを始まりとして、モンゴル帝国の襲来まで都市として機能し続けました。二つの遺跡はいずれも世界遺産として登録されています。

「地獄の門」ダルヴァザ

 トルクメン語で「門」を意味するダルヴァザは、トルクメニスタンでは比較的新しい観光名所です。ダルヴァザは首都アシガバードの北のカラクム砂漠の中ほどに位置する、直径約70メートルのクレーターです。砂漠の真ん中にぽっかりと空いたクレーターに炎が燃え盛る様は、まさに「地獄の門」です。

 ダルヴァザの起源はソ連時代にさかのぼります。当時天然資源の調査でトルクメニスタンの地を訪れていたソ連の調査員が、この地に天然ガスが埋蔵していることを発見しました。しかし、調査の途中で土地が陥没し、現在のようなクレーターが出来てしまいました。調査員は、クレーターから発生するガスの拡散を防止するため、火を付けて燃やし続けることにしました。この場所の天然ガスの埋蔵量は調査員の予想を遥かに上回り、付けられた火は40年近くたった今でも消えることなく燃え続けています。 そんな事故から発生したこの場所ですが、今ではトルクメニスタンの観光地として観光客の注目の的となっています。

おすすめのお土産

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絨毯

 トルクメニスタンのおすすめのお土産は、絨毯です。トルクメニスタンに限らず中央アジアでは美しい絨毯が知られていますが、トルクメニスタンのものは格別です。赤の下地に繊細に織り込まれた色鮮やかな絨毯は、そのほとんどが手作りです。トルクメニスタンの国旗にも絨毯の意匠が見られ、トルクメニスタンではいかに絨毯が重要視されているかを窺い知ることができます。そのため絨毯は国によって厳しく管理されており、外国への持ち出しは許可が必要です。お店で買った絨毯には持ち出し許可を示す証明書がついていますので、安心して購入することができます。

渡航情報

渡航情報

 現在日本からトルクメニスタンまでの直行便はありません。トルコやUAEを経由して自力で行くこともできますが、ツアーに参加することをおすすめします。トルクメニスタンは旅行であってもビザの取得に時間がかかり、取得できないケースもあります。トルクメニスタンへの旅行は、実績のある旅行会社を利用するほうが安心です。

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