Turkey

国名:トルコ共和国

首都:アンカラ

言語:トルコ語

面積:783,562㎢

人口:8,315万人(2019年)

通貨:トルコ・リラ(TRY)

  地理

 トルコの面積は783,562km2で、日本の約二倍の大きさです。西はギリシャなどのヨーロッパ諸国、東はイランなどの西アジア諸国に接しており、ヨーロッパとアジアに跨る数少ない国です。しかしながらヨーロッパ側に占める面積はわずか3%で、ほとんどがアジアに属しています。

  人口・都市

 トルコの人口は8231万人で、日本の6割程度となっています。トルコは日本よりも国土が広いので、人口密度で比較するとトルコは日本の20%となり、差は歴然です。 しかし、トルコ最大の都市イスタンブールの人口は1416万人で、これは東京都区部の人口を全て足したものよりも多い数です。イスタンブールの市域はヨーロッパとアジアに跨っており、トルコのみならずヨーロッパにおいても最大級の都市となっています。

  言語

 トルコでの公用語はトルコ語です。トルコ語はチュルク語族という言語グループに属する言葉で、文法や語順などが日本語にとてもよく似ています。トルコ語から日本語への翻訳の際も、単語を置き換えれば文が成立してしまうケースがほとんどです。 トルコ語以外では、トルコ東部でイラン系のクルド語やアルメニア語が話されています。また地中海沿岸部ではギリシャ語も話されています

  宗教

 トルコの多数派宗教はイスラム教です。統計では99%の人がイスラム教を信じており、そのほとんどがスンニ派です。それ以外では、キリスト教の東方正教会や、ユダヤ教の小さなコミュニティがトルコ国内に点在しています。トルコは古くから宗教的に多様な地域であり、イスタンブールにあるハギアソフィアはその象徴です。ハギアソフィアは、最初はキリスト教の聖堂として建てられ、その後イスラム教のモスクに転用され、そして今は博物館となっており、この地域の歴史と宗教の変遷を物語っています。

  民族

 トルコは、前身のオスマン帝国の時代から民族的に多様でした。現在、トルコ国内ではトルコ語話すトルコ人が多数を占めていますが、それ以外に、ギリシャ人、アルメニア人、ユダヤ人などが代表的な少数民族として知られています。そのほか、クルド系、アラブ系、アルバニア系、ジョージア系など、多様な民族がトルコ国内に居住しています。

  歴史

 トルコがあるアナトリア半島は、ヨーロッパとアジアの境目にあり、文明の十字路として多くの民族が興亡を繰り返してきました。 アナトリア半島で最初に栄えた文明はヒッタイトでした。彼らは世界で初めて製鉄の技術を確立したと言われ、当時の強国であるエジプトやメソポタミアの諸文明としのぎを削りました。 ペルシアやギリシャの支配を受けたあと、アナトリア半島はローマ帝国の領土となりました。ローマ帝国は首都をローマからコンスタンティノープル(現イスタンブール)に遷し、大国の中心地として大いに栄えました。ローマ帝国が東西に分裂したあとは、東ローマ帝国(ビザンツ帝国)の首都として発展を続けました。

 東ローマ帝国の支配が衰えると、東方からチュルク系の言葉を話す人々がアナトリア半島に移り住むようになりました。この人たちは今のトルコ人のルーツとなる人々です。彼らは次第に東ローマ帝国を圧倒するようになり、最終的には彼らが建国したオスマン帝国が東ローマ帝国を滅ぼし、アナトリア半島を支配するようになりました。オスマン帝国はその後拡大を続け、最盛期には、その領土は北はハンガリーやウクライナ、西はモロッコ、東はアゼルバイジャン、南はイエメンに至り、ヨーロッパ、アジア、アフリカに跨る大帝国となりました。

 オスマン帝国はその後衰退し、第一次世界大戦の敗北などもあって支配領域を大きく減らしていました。最終的にムスタファ・ケマルが主導したトルコ革命によってオスマン帝国は倒れ、現在に至るトルコ共和国が建国されました。

おすすめのアクティビティ

イスタンブール街歩き

 イスタンブールの狭い路地を歩けば、角を曲がるごとに過去へタイムスリップできます。トルコの歴史を物語るハギアソフィア、世界一美しいモスクと言われるブルーモスク、複雑に入り組んだ市場グランドバザールに足を運べば、トルコの悠久の歴史を肌で実感できることでしょう。

カッパドキアの気球ツアー

 アナトリア半島の中部に位置するカッパドキアでは、気球のツアーを楽しむことができます。空から望むカッパドキアの淡い緑と、山肌に重なる岩の層のコントラストは、ここを訪れた者の心を惹きつけてやみません。また地上から見ても、抜けるような青空に行き交う色とりどりの気球たちは、圧巻の一言です。

おすすめのお土産

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ナザール・ボンジュウ

 トルコのおすすめのお土産は、何と言ってもナザール・ボンジュウです。これは目を模した青色の鮮やかな飾りで、トルコのどこでも見かけることができます。ナザール・ボンジュウはアナトリア半島に古くから伝わる魔除けのお守りで、ネックレス型やブレスレット型など様々な型があります。お店ごとに少しずつ違うナザール・ボンジュウを見比べてみるのも面白いかもしれません。

モザイクランプ

 もう一つトルコの有名なお土産は、モザイクランプです。トルコのモザイクランプは職人が一つ一つ手作りで作り上げており、模様や色合いはランプごとに違っています。モザイクランプを一つ自宅に灯せば、家にいながら異国情緒を味わえること間違いなしです。

キュタフヤ陶器

 もし荷物に余裕があれば、トルコの食器もおすすめです。キュタフヤ陶器と呼ばれるトルコのお皿は、色鮮やかな原色が美しい陶器で、植物や動物などをモチーフとした幾何学的な模様が特徴です。キョタフヤ陶器のお皿に料理を盛れば、日々の食事に彩を与えてくれます。

渡航情報

渡航情報

 トルコへの直行便は、羽田・成田・関空からそれぞれ出ています。成田・関空からはターキッシュエアラインズ、羽田からはANAの運航です。フライト時間はおよそ13時間です。

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